ヤモリ情報 小2:大丸 聞き書き
8月7日
観察しようと思ったのは、ヤモリの体の色のカモフラージュが知りたいと思ったから。逃げ足は早いしつかまらないから、自分の近くで観るにはつかまえないと。ワナだったらヤモリも入ってくるかなと思った。でもヤモリは逃げ足が早いんだろ。だったらなぜカモーフラージュするの?カモフラージュ必要ないんじゃないのかなあ?
「ワナ設置中」
ヤモリをつかまえたこともあるけど、逃げられることもある。つかまえた時は、たくさんつかまえた人だと「ああ、とれたなあ」って感じだけど、1~2回の人は「ヨッシャー!」って感じ。
つかまえたヤモリを観察したり飼ったり逃がしたり。観察は絵とか文をかいてその子の生態を知ることで、飼うっていうのは草とか葉っぱとかをカゴに入れる。ちょっとかわいがったりする。時々絵も描く。最後、逃がすかどうかが「観察」と「飼う」の大きなちがい。
8月14日
ヤモリがワナに入るんじゃなくて、アリがいっぱい入ってきたのでこの作戦は失敗。ヤモリは入るんだけど、アリは入らないようにする次の作戦を考えているんだけど、いい作戦がまだみつからない。
失敗はダメじゃなくて、失敗であきらめちゃったらそれがもったいない。
8月21日
ヤモリは夜行性だからヤモリをさがすチャレンジは夜。夜、公園の電柱に集まってくるような虫をつかまえて、ワナの中に入れておく。
8月28日
砂糖作戦もいいんだけど、セロハンテープにヤモリのエサ(ガ、羽アリ)をつけて、うす暗い所に置く。ヤモリは夜動くから、夕方5時から8時の間に見てみるという作戦を考えた。まだやってない。
次の作戦。マンションに住んでいるオレの友だちが、蛍光灯にヤモリが2.3匹ついていることがあるって言うから、本当はつかまえたいんだけど、まず証明写真をとる。それじゃ満足しないから、虫あみにヤモリのすきなガを入れて、ヤモリが入ってきたらつかまえる。じいちゃんちにとまって作戦を開始する。
9月4日
ヤモリは木にくっついたりするので、カモフラージュされて見えにくくなる。手や足の指は、トカゲは細くて長い。ヤモリは葉っぱみたいな形で、壁ひっつきパワーがすごい。つるつるガラスでも平気でのぼる。ヤモリは恐竜がいたころからいる。「ささえあう命の輪 めぐろのいきもの80」っていう本でしらべている。
オレは始め、ヤモリが自分の体の色を変えるのではなく、体をかくしたりまぎれこませたりする場所のことを「カモフラージュ」っていうのだって考えたけど、「ちがったかも」って思って、お母さんにその話をしたら「自分の見たまま、考えたままに伝えればいいのよ。それは大事なことよ」って言ってくれた。
9月11日
その後もヤモリをつかまえるところまではいかなかったけれど、ワナをしかけるところまではできた。
・ヤモリがすきな虫をいっぱいとった。バッタも入れてみた。あとは、名前はわかんないけどあやしいカメムシの子どもみたいなものもいた。
・それをワナに入れる。ワナは自分でガムテープ・ペットボトルで作った。
・ヤモリがいったん入ると出にくくなる。そうだといっても、ヤモリは5mmのすき間をぬけることができる。
・夜、うちの外の窓の下の台の上においた。一時間ごとに見ても入んなかった。朝見たけれど、虫もそのままで食べてなかった。だから次の観察ではヤモリのすきな虫を調べてみる。
9月25日
学校に行く時、玄関のドアを開けたら、子どものヤモリがシュルシュルって来た。「入って~」って言ったら虫かごに入った。だけど逃がした。まだ赤ちゃんだったから。60%の話なんだけど、もしかするとうちに卵があるんじゃないのかなって思う。その確率として60%。外にあって5mmのすき間にも出入りできるから、外に赤ちゃんがいてそれが入ってきたんじゃないのかなと思う。ヤモリの巣を実際には見たことないけど、庭に巣があるかもしれない。
11月20日
「先生!ヤモリが入ってきた」
どっから入ってきたか分からない。オレの歯ブラシの上にヤモリの手が乗っていた。歯ブラシには水がついていたから、水を求めて来たのかもしれない。ヤモリは大きいよ。天井からぼたって落ちてきた。忍者みたいだ!
2日たって逃がしちゃった。飼うのが難しいし。元気でいればまたうちんちに来てくれるから。
オレは、よく来てくれたねーって言った。