Play in your head and think in English:もっと頭で遊んでごらん
留学まだ間もない頃、私は英語で考えることが、すっかり嫌になっていた。それは、例えば「驚いた」ことを伝えようとする時、頭にはすぐ「I get
surprised」が出てくるのだが、話そう、書こうとすると過度に慎重になってしまい、驚いたことの背景や心情が、自分から離れていってしまうように感じることが度重なっていたからだと思う。
そんな時、key school(Maryland.MD)の先生に「もっと頭で遊んでごらん」といってもらった。頭で遊ぶって、解かるような解からないような感じではあったが、友人たちがカード遊びを提案してくれた。
一つの表現について、それぞれ知っているフレーズをカードに書いて出し合い、「さあ、どっち」と選んでいく。次第にいつもは選ばない表現や単語も使えるようになっていった。
楽しくなった。積極的になった。固まらなくなったし、間違えたら間違えたで、クラスメートが「No worries」と言ってくれたし、「そういう時は、こうよ」とていねいに教えてもくれた。
仲間のおかげで、戸惑ってばかりいた入学後の時期を、無事に越えられたと感じている。
大学1:なほ