新しい学問は素人が作る

 

宇宙は「まだ知らないことでできている」中2 T

 

20191216の毎日新聞の投稿欄に、中学生の霜田知颯さんの「正解がいくつもあるテスト」が掲げられていた。

 

「ピラミッドは○○でできている」

これは、社会の先生が出した宿題だという。おまけに「この問題は、そのまま2学期のテストに出します」とまでおっしゃったそうだ。○○に入るものはピラミッドの材料ではなく、「ピラミッドは何によってできたか」を考えるというものだと書かれていた。「石」に×をつけ、「意志」と書いた生徒や、「水」と書いた生徒の解答例を挙げていた。

霜田さんのテストの回答は「エジプト」。

 

「正解がいくつもあるテスト」は、出す方にも出される方にも柔軟な思考が必要になる。「あり得ない」と思われる答えが、科学的に「あり得る」ということになるかもしれないからだ。

ボクもやってみようと思った。ベタじゃないものを考えてみようと思った。

ボクの考えた「ピラミッドは○○でできている」の答えは、

1.コロ

2.

3.王様の手のひらの長さ

4.労働力と汗

5.シェルター

 

次に考えた「AⅠは○○でできている」の○○には、

1.鉄腕アトム

2.言語

3.ヒト脳

4.稲妻

5.ガギグゲゴ(「怪獣の名はなぜガギグゲゴなのか」の著者黒川伊保子という人が、AⅠ研究に携わってきたから)を入れた。

 

3つ目に考えたのは、「宇宙は○○でできている」という問題。

1.情報

2.まだわかっていないことばかり

3.物語

4.キラキラ

5.始まりと終わり

6.記憶  

以上です。

                              題名の「新しい学問は素人が作る」は、仮説社の楽しい授業より引用

 

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新しい学問は素人が作る 

 

退化 ぼくのくるぶし、もうすぐなくなりますか  小6:Ⅰ

 

「あっても役に立っていそうもないが、なくならないもの」

これは林先生が、朝のラジオで聞いた生物学の先生の言葉だと言っていた。

ぼくも考えてみた。

 

まず、ぼくの足のくるぶし。ぼくは、年がら年中半ズボンでいる。だからか、くるぶしとくるぶしがぶつかる。くるぶしは尖がっていて硬い。こすれて痛い。だからくるぶしが足の中に入っていてもいいんじゃないかと思ったりする。そうしたら、ゾウの足になってしまう。それでは速く走れない。理科の本で調べてみると、くるぶしがないと、足元のちょっとした障害物で足を痛めたり、簡単に脱臼したり、転んだりしてしまうと書いてあった。そうだ。手にもくるぶしがあるじゃないかと気がついた。人の体には、首、手首、足首の3つの首があって、そこだけがくるくる回る。その近くにあるくるぶしは、体を滑らかに動かす役目をしているのではないか。

 

次に思ったのは、耳の毛。バスの中で若い人なのに、12センチ位のはっきり見える長さの耳の毛を生やして立っていた。髪の毛は薄いのに。耳の毛はなくてもいいように思うけれど。

 

そして3番目が、「手のひらのしわ」だったけれど、「なかったらどうなるの?」って考えてみたら、このしわがあるから小さくて軟らかいものでもつぶさずに握ることができるということに気付いた。

「あっても役に立っていそうもないがなくならないもの」は、他にもありそうに思う。これを考えると、「ある意味」を考える練習になる。

 

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どんなことでも科学する

 

受験を科学する 小6:D

 

受験が近づくにつれ、DEも受ける方がいいのではないかと不安になっている。緊張してきたからだと思う。

そんな時、林先生から「タテ、ヨコの問題解決法」というのを教えてもらった。これは林先生が昔読んだ本の中にあったもので、不安になっている問題を、自分で見つけ出す方法だと話していた。

 

1.その原因を一つだけあげてください。

2.その原因が解決できるとこの問題は全て解決できますか。と、これをすっきりするまで繰り返していくものだ。

 

1回目

不安になっている原因は、落ちたくないからです。

受かれば問題はすべて解決するのですか。

 

2回目

いえ、受かっても不安はなくならないと思います。勉強についていけるかどうかという

心配が残っているからです。

勉強についていければ、不安はすべてなくなるのですか。

 

3回目

勉強についていけたとしても、まだなんとなく不安なのは、A.B.Cの志望校は、どれも窮屈そうだから。

窮屈でなかったら、不安はすべて解決できるのですか

 

4回目

いえ、A.B.Cの志望校に絞る時、お父さんとお母さんの考えを先に言われちゃったから、自分で決められなかったような気がしていて、それが不安のもとになっているのだと思う。

 

自分で決めた志望校なら、勉強が大変でも、遠くても6年通えると思う。もう少し時間があるから、ちゃんと話てみようと思う。

 

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 どんなことでも科学する

 

「おみくじの『凶』は悪くない」小5:O

 

この学習は、「漢字哲学」と言えるかもしれない。

その理由は二つある。一つ目は「疑問」を持てるからだ。身近な生活の中で疑問を持つことで、思考が深まり、記憶しやすくなるからだ。二つ目はもっと「知りたい」という気持ちを持てるからである。「常用字解:白川静」から、知りたいことを探すのは面白い。

 

今日は、「胸」について調べてみた。人の体の中でとても大事な「胸」という漢字に、なぜ「凶」という漢字がついているのか前から疑問だったからだ。ボクがなんとなく思っていたことと、常用字解と大体同じだった。人が心臓や肺を抱えるように包んでいる場所ということで〈胸、心〉の意味をあらわしているとあった。

まとめると、「凶」という字は、悪い霊が死体に入り込まないように呪禁を加えることになるという。これならおみくじで「凶」が出ても、「大吉」と思うことができる。