ピンクの毛虫 高1さくら
先生にも、友だちにも実際に会っているわけではないけれど、ちゃんと対面で話ができている。ちょっとビミョーな言い方だけれど、疲れていて人に会って話すのが面倒な時でも、リモートなら楽に入れる。この前、入学後の疲れで熱を出したのだけれど、出たい授業だったし、みんなの話も聞いていたかったから、林先生に言って、自分の部屋で毛布にくるまって授業を受けた。画面は、Skypeの登録に使った、幼稚園の時に描いた、ピンクの毛虫にしておいた。それができるのも、自分の考えや気持ちをちゃんと話せる場を、みんなで作って、守っているからだと思う。それが、私の土台になっている。