2013年 第6回「こども学」

                    受験期をどう見守るか

 

12月の面談で、新2年生と、新6年生のご兄弟をお持ちのお母さまから、「受験は、本人の気持ち次第だということは、理解しているつもりなのですが、いざ、受験期を迎えたその時になると、つい余計な一言をいってしまいそうに思います。子どものことは子どもに任せられるような、容量の大きさを持てるように、早いうちから気持ちの準備をしたいと思いますが、そのためにはどうすればいいのでしょうか。」というお話を伺いました。

 

第6回「子ども学」では、寄せていただいたテーマを軸に据えて、「不安が減れば、前に向かって進んでいける」受験期にするための、考え方や、その視点につきましてご一緒に考えてみたく思います。

 

この頃、私は「落ちたらどうしよう」と考えてしまう。

夕べ、テレビを見ていた私の前を横切りながら、母は、『いいご身分ね』とイヤミを言った。『不安なんだね』と言ってもらいたいの に。そしたら元気が出るのに。(中3)

 

数学は、「ニガテ」「キライ」「やりたくない」の三拍子。それでも、何とかしないとと思っている。今度のテストでは、問題集を2回やったけれど、あせってしまっていい点が取れなかった。父に、「何もやってないじゃないか」と怒られた。(中2)

 

どうすることが、「子どものことは子どもに任せる」ことになり、どうすることが、「見守る」ことのなるのでしょうか。

限られた経験しか持たない私がとり上げるには、あまりに大きなテーマではありますが、模索のきっかけにしていただければと思います。

 

  日時:2013年 1月19日(土) 

          午前9時から10時半

            場所:私塾はやし

 

 

 


 

          2016年 第9回「子ども学」

 

       「異常」に気づかないわたくしたち

       パソコン・スマホ・タブレット

                    豊かな心と言葉を失う前に

 

 

あなたは全人間的に、それに参加してはいけない。結局、「自分」は不在になってしまう。空しさは、自分では気がついていなくても、カスのように、あなたの心の底にたまっていきます。

楽しむつもりでいて、楽しみながら逆にあなたは傷つけられている。言いようのない空しさに。   岡本太郎

                                             

中学生たちは、丁寧に自分を観ています。「私は、沈黙という深い会話が、怖い」と。Aさんも、Bさんも、Cさんも「異常さ」に気づいているようです。機器の便利さ、手早さに、あっという間に持っていかれてしまった日本人の異常さが、「科学主義」「効率主義」と同一軌道上にあることに。

 

「沈黙という深い会話が、怖い」という、中学生の豊かな心と言葉を感じ、ご一緒に私たちの生活を見直してみたいと思います。

 

   日時:2016年4月16日()  

      午前9時から10時半

      場所:私塾はやし

 

「子ども学」に出席をご希望される方は、4月8日〈金〉までに、メモにてお知らせください。子ども学のテーマに関心をお持ちのお仲間がいらっしゃれば、どうぞ、ご一緒にお出かけください。お待ちしております。

 

                                                                                                                                                                       2016・3・12  はやし

 


 

                      10回 子ども学

 

                           「正しいパンツのたたみ方」 南野忠晴

 

この本は、パンツのたたみ方に悩む男性の、「悩み相談」の発言から生まれたそうです。

本の始めに、「この男性の悩みは、一見すると取る足らないことのように見えますが、人と人の関係を考える上で、とても奥深い問題を含んでいます」と記されています。

 

この「正しいパンツのたたみ方」は、すでに中学生・高校生の「社会学」の学習の中で取り上げたものです。その「やり取り」の中で出てきたテーマは、二つありました。

 

1.人は、自分の思うように動かすことはできない。

2.「5つの自立」

 

生徒たちは、まだまだ途中であるはずなのに。やがてどこに着くのか分からなくて不安だったり、わけわからなくなったりしているはずなのに。「なのに」というより「だから」こそなのか。迷いながらも、きっぱりした言葉を出してくれました。

それらの場面の、一つひとつをお伝えしたく思います。

きっと、お腹の底に温かいものを感じていただけるのではないかと思います。

 

日時  2017・10・14(土) 午前9時から10時半

場所  私塾はやし

 

「子ども学」に出席をご希望される方は、10月6日(金)までに、メモにてお知らせください。お待ちしています。

 

                                              2017・9・19  はやし

 

 

 


 

                   これまでの「子ども学」のテーマ

 

第1回 :「新一年生のお家の方に 大切なのはこれだけ」2008

 

 第2回 :「子どもはぜんぶ分かっている」2009

 

 第3回 :「受験を活用する」2010

 

 第4回 :「子育ての社会学」2011

 

 第5回 :「受験を活用する 幼少期から考えてみたいこと」2012

 

 第6回 :「受験期をどう見守るか」2012

 

 第7回 :「厳しいってどういうこと?」2014

 

 第8回 :「学校化社会」2015

 

 第9回 :「異常に気付かない私たち パソコン・スマホ・タブレット 豊かな心と言葉を失う前に」2016 

 

 第10 :「正しいパンツのたたみ方」2017