思考実験「なのに」といったら「だから」 小6:R

 

この頃昆虫と遊ばなくなった。時々はダンゴ虫のレースをすることもある。5匹のダンゴ虫を、ボクの手のひらの上で丸めてレンガの上に並べる。5匹ならフライングもないと思ったが、レンガから落ちるダンゴ虫もいて、レースに決着はつかなかった。

秋まではトカゲを飼っていた。木の枝の上に色のきれいなクモを飼って、トカゲの餌にしていた。蚊も捕まえて、トカゲの虫かごに入れてみたが、毎回飛びついて食べるわけではない。蚊とクモに逃げられちゃうからだ。

 

こんないたずらにも、前ほど夢中にならなくなっている。林先生が、「この頃元気がないのね。どうしたの?」ってきいてくれて、ボクは、「いろんなことに夢中になれなくなっているのが、さみしい」と話してみた。

そして、「頭の使い方のいたずら」をしてみようということになった。

それは、「なのに」を「だから」に入れ替えることで、常識をひっくり返すという練習だった。はじめは難しいと思ったけれど、おもしろかった。ヘリクツと言えなくもないけれど、自由な気分になれた。

 

次の7つはボクの考えた「なのにとだからの論理」

1.時計なのに左回り。

時計だから左回り。

この時計は、南半球で発明されてものだから。

2.パラシュートなのに穴がある。

パラシュートだから穴がある。

穴がなければ、ゆれて、まっすぐ降りられない。

3.セミなのに鳴かない。

セミだから鳴かない。

メスだからだ。

4.満員電車に乗った。なのに詰めない。

満員電車に乗った。だから詰めない。

乘ってしまえばもう押すな。

5.ほめられた。なのにうれしくない。

ほめられた。だからうれしくない。

ほめて、もっとやらせようとしているから。

6.海苔なのに裏表がある。

海苔だから裏表がある。

裏と表に気を付けて炙るとおいしい。

7.18で成人。なのに20で成人式。

18で成人。だから20で成人式。

18は子どもだから。じゃなんで18で成人なの。

                    参考文献「楽しい授業 国語」仮説社

                                         

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