「お応えします・6」

私塾はやしは、学習の失敗をあらかじめ組み込んだ上で教える場です

「まちがいや失敗で子どもは育つ」

 

なぜ、まちがえたのかを説明することで理解を深める。

                           2Tさんの学習記録より

わたしは成長思考力GT10級で

(ア)   せばんごう5ばんめのせんしゅがシュートしました。

というのと

(イ)   きょうは1ばんめにおふろに入りました。

のもんだいをまがえてしまった。

それで絵をかいて考えた。そして(ア)のせばんごうと同じなのは、車のナンバーや電話番号だと思ったから、答えは㋑のくべつするためのきごうだってわかった。

 

つぎの(イ)の「いちばんめ」の「め」は、学校の1時間目、2時間目の「め」と同じつかい方だって分かったけれど、もんだいの「きょうは1ばんめにおふろに入りました」は、「め」がなくても分かるから、もんだいが少しヘンだって思って、まちがえたんだけど、㋒のじゅんじょをあらわす数字にした。

 

 

このように自分の考えたことやその道筋を言葉で表現するためには、自分はなぜ、どう考えたかを他の人に伝わる内容に組み立てなければなりません。その道筋を再現することは、知的な能の発達にとって、とても大切なものになります。